昨日に引き続き、夏から秋への季節の変わり目にお勧めのハーブをご紹介します。
それは「マテ」です。
マテは南米のパラグアイ、ブラジル、アルゼンチンで生育し親しまれているハーブで
世界の三大ティー(他は西洋のコーヒーと東洋の茶)として知られています。
乾燥させた葉をお湯で抽出して飲むスタイルが一般的で、
伝統的には特別なカップやストローを使って楽しむことが多いです。
この伝統的な飲み方には、社交的な側面もあり、友人や家族とのコミュニケーションを
大切にする文化が根付いています。
【マテの成分】
マテにはカフェインの他、様々なビタミンや鉄分、カルシウム、カリウムなどのミネラルを含んでいます。
【季節の変わり目に役立つ様々な作用】
1. エネルギーの向上
マテにはカフェインが含まれており、疲労感を軽減し、集中力を高めることが期待されます。
特に、運動前に飲むことでパフォーマンスを向上させることにも役立つでしょう。
カフェインの脂肪燃焼を助ける働きからダイエット中の方にもおすすめです。
2. 抗酸化作用
マテにはポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化物質が豊富に含まれており、
体内の酸化ストレスを軽減し老化防止や病気予防に寄与します。
3. 消化促進
マテは消化を助ける作用があるとされ、食後に飲むことで腸の働きを助けることが期待できます。
4. 免疫力向上
マテに含まれるビタミンやミネラルは免疫力を高め、風邪やインフルエンザなどの
感染症に対する抵抗力を強化します。
【まとめ】
このように様々な作用が期待できるため、夏に疲れた身体の調整に役立つでしょう。
今まで暑い時期にアイスコーヒーを飲まれていた方は、食後の一杯をマテ茶に切り替えられるのも良いでしょう。
温度差からくる体調不良や身体の疲れには、ハーブティーも活用しつつ体調を整えてみて下さい。
※妊娠中の方は使用をお控えください